留学生インタビュー

なぜ日本に留学しましたか

日本に来た理由は日本語教師になる上での必要な経験を得るためです。数年前、マニラのあるホテルで日本人担当の部署に秘書として務めました。でも、その時全然日本語ができなかったので日本語の勉強をしたいと思うようになりました。幸いなことに上司が日本企業で働く人のために初級日本語講座を開き、私もその講座に参加しました。そこでの勉強は面白くて楽しかったので、9ヶ月集中講座を開設している学校に入りました。その講座を卒業後、私と同じように仕事の関係で日本語を必要とする人が大勢いるのではないかと思い、日本語教師になりたいと思いました。先生にその気持ちを伝えると、日本で日本語を勉強して、日本というものを実際に体験するのが一番いいと言われ、日本に留学することを決心しました。

日本語学校での勉強はどうでしたか?

日本での最初の一年間は東京の日本語学校で過ごしました。日本語学校の先生達を通して色々な日本語の教え方を体験することができたので本当に役に立ちました。また、学校の先生方の指導で勉強がうまく行き、日本語の能力試験(1級)に合格し、おまけに学校のスピーチコンテストでも優勝しました。 その一年間は日本語の勉強だけではなく、生け花やお茶、日本人との交流など様々なアクティビティーをたくさん経験することができました。また、学校の寮に住んでいたので、いろんな国から来た友達と交流することができて、本当に良かったと思います。

学生生活をどのように送っていますか?

現在、文化外国語専門学校の日本語教師養成科で色々な日本語教授法を勉強しています。この学校を選んだ理由は日本語の教え方だけでなく、日本の地理、歴史などもカバーしていて、広域にわたるプログラムを提供しているからです。また通常2年間かけて勉強することを全て一年間で終えてしまうからです。 このコースで言語教育の論理を始めとして、日本語を教える時の基本的な要素について勉強しています。自分の想像力を生かして、自分で教材や試験を作成し、授業がちゃんと行われるために必要なものを準備します。また実習も行います。同じ学校の進学日本語コースの学生がボランティアとなって、私たちの学生になります。こうして実際に先生になった雰囲気を体験できるのです。他の科目は日本語教育学、文法、音声学と対象言語学です。 始めて授業を行った時のことは一生忘れられないと思います。難しい漢字を使ってしまったり、早口で話してしまったりと失敗や間違えを犯しましたが、学生たちからも色々なフィードバックをもらい、本当に勉強になりました。その時、日本語を教えるのは見た目より難しいということに気がつきました。

アドバイス

日本語教師になりたいなら、色々な教科書を参考にしつつ、自分の先生の教え方をよく見ていい所を真似すると将来役に立ちます。あとは、初級文法をしっかり把握するということが大切です。日本語の勉強頑張ってください。

掲載日:2002年8月14日