|
帰国した留学生の皆さんが、今度、東京を訪れ、交通機関を利用する時には、「ずいぶん便利になった」と驚かれることでしょう。
ご存知のように、ICカードを読み取り機にタッチさせて改札機を通過する「タッチ&ゴー」方式は、首都圏では、2001年にJR東日本で導入され、2002年には、東京モノレールやりんかい線でも利用可能となりました。ICカードは「Suica(スイカ)」という名称で、2007年2月末までに1,900万枚が発行されています。
そして、今年、3月18日、首都圏の私鉄、地下鉄、バスで、ICカード「PASMO(パスモ)」が新規に導入されました。この2つのICカードが相互に利用できるようになったため、首都圏のほとんどの交通機関が1枚のカードで利用できるようになったのです。
処理時間0.2秒、データ通信速度212kbpsを実現し、さらに、実用化に向け様々な工夫を重ねてJR東日本が開発した優れた「非接触型ICカードチケットシステム」は、2004年にIT分野の最高峰であるWITSA(世界情報サービス産業機構)のIT賞を受賞しています。「PASMO」は、この高い信頼性と実績をもつJR東日本の技術とシステムをベースにして開発されました。
首都圏では様々な交通網が複雑に乗り入れているために、事前の運賃判定検証は、約12億3000万通りにも及びますが、これを巨大情報処理システムが支えています。
もちろん、「PASMO」は、「Suica」と同様、電子マネーとしても使用できます。現在でも、コンビニエンスストア、ショッピングセンター、カフェ、レストラン、書店など、約12,700店(2007年3月28日現在、Suica・PASMO 加盟店合計)で使用可能ですが、その数は今後大幅に増加することでしょう。
ICカードの技術は、公共交通機関、そして、ショッピングにおける高齢者や障害をもった方々のバリアフリーも実現しました。是非、また、東京においでください。そして、この便利なICカードを活用して、東京滞在を楽しんでください。
|