元日本留学生メールマガジン No.2 2007/8/15

images/gr-header_1.gif
images/gr-header_2.gif
帰国留学生会紹介 - introduction
ph_01.jpg

あなたの国、そして世界には、日本での留学経験を持つ方々がたくさんいます。

その方々は、各国で、あるいは国を超えて、「帰国留学生会」をつくり、友好と連携を深めています。全世界で組織されている帰国留学生会はすでに90カ国・270団体以上に上っています。

また、「帰国留学生会」は各国における日本に対する理解の促進にも大きな役割を果しています。
是非、母国の「帰国留学生会」にコンタクトしてみてください。
各国帰国留学生会の連絡先については、次のURLを参照してください。
http://www.studyjapan.go.jp/jp/ath/ath0201j.html

 
images/ti-sub_01.gif

日本での留学を終えられた皆さん、こんにちは。
インドネシア、そしてアジアには、皆さんと同様に日本留学を体験した先輩たちが沢山おり、互いの絆を深め、様々な活動を行っています。
ここで、私たちの国内組織とASEAN地域の組織について紹介します。皆さんの参加をお待ちしています。


■PERSADA - 国内における日本のパートナー

「PERSADA」(Perhimpunan Alumni Dari Jepang:インドネシア元日本留学生協会)は、ボランティアの非営利組織で、ジャカルタに本部を置き、インドネシア国内13か所に支部があります。1963年に設立された「PERSADA」は、国の将来を背負って立つ人材の結束をはかり、日本の皆さんとの関係を維持・強化することを目的としています。現在、正会員は1,200人で、このほかに数千人の支持者がいます。


■ASCOJA - ASEAN地域における日本のパートナー

「ASCOJA」(ASEAN Council of Japan Alumni:アセアン元日本留学生協議会)は、ASEAN(東南アジア諸国連合)結成10周年に当たる30年前に設立されました。現在は、ASEANのすべての国々が「ASCOJA」の会員となっています。「ASCOJA」は、意見交換の場として、また理事会が決定する一般プログラムの実施機関としての役割も果たしています。

...more
あなたの国で日本文化を - Culture of Japan
  琉球舞踏公演開催

日タイ修好120周年、及び日印交流年の記念事業、として、本年11月18日(日)にタイ(バンコク)、11月21日(水)インド(ニューデリー)にて、「琉球舞踊公演」が開催されます。
古い歴史と多様な文化を持つ日本では、すでに広く世界に知られている能、狂言、歌舞伎の他にも、様々な魅力的な伝統芸能が継承されています。
「琉球舞踊」はその中でも極めて特色のある芸能の一つ。日本の最南端に位置し、日本で唯一独立王国としての歴史を持ち、独特の文化を育んできた「沖縄」。「琉球」とはこの沖縄の王国時代の名称です。今回の公演では、琉球王朝時代から受け継がれてきた華やかな舞踊をお楽しみ頂けます。

派遣団体 国立劇場おきなわ 公式ホームページ
http://www.nt-okinawa.or.jp/

琉球舞踊について 「Wonder沖縄」
http://www.wonder-okinawa.jp/017/index.html

舞踊「瓦屋」


 

世界各国で開催される2007年の日本関連の行事については、次のURLを参照してください。
http://www.studyjapan.go.jp/jp/eventinfo/
event_info-map.html


日本大使館、総領事館ホームページでも各国で開催される行事を確認できます。次のURLからアクセスしてください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/
link/zaigai/index.html

  images/ph_3.gif

舞踊「四つ竹」

日本の最新情報 - Japan What's New
「国際漫画賞」創設と第一回受賞式
国際漫画賞     奨励賞
 

マンガとは、日本が生み出した独特のコマ割りや作画方法、文法を持った表現様式です。
マンガは、人生の喜怒哀楽、少年少女の成長、企業の攻防や国際情勢まで、森羅万象を描く類例のないジャンルとして成長し、世界で認められるに至りました。今や世界の多くの若者が国境を超え、このマンガ文化を継承し、発展させようとしています。

そのような海外の若い才能を発掘し、マンガ文化を世界にさらに普及させること、そして、マンガ文化発祥の地日本とマンガに携わる世界の人々を結ぶことを目的に、本年、「国際漫画賞」が創設され、世界中の人たちから作品を公募しました。

7月2日、「国際漫画賞」第一回授賞式が、東京都内の外務省飯倉公館で開催されました。
世界26カ国及び地域から応募のあった146作品のうち19作品が国際漫画賞の最終選考作品として入賞。その中から、中国東周時代の武将孫子の生涯を描いた「孫子兵法」[作家 李志清氏/中国(香港)]が国際漫画賞(最優秀作品)を受賞。中国(香港)、マレーシア、オーストラリアの3作品が奨励賞(その他の優秀な作品)を受賞しました。
授賞式では、麻生外務大臣より受賞者に日本漫画独特の「ふき出し」をモチーフとしたユニークなデザインのトロフィーと略章が授与されました。また、受賞者は、授賞式に合わせ、10日間の日程で日本の著名な漫画家やマンガ雑誌編集者等と懇談し、「手塚治虫記念館」、「ジブリ美術館」などを訪問しました。

国際漫画賞を受賞した李氏は、受賞作品を通じ最終的に伝えたかったメッセージは、「戦争の残酷さ」であると語り、影響を受けた日本の漫画家として、安彦良和氏(代表作品:「機動戦士ガンダム」等)、藤子不二雄氏(代表作品:「ドラえもん」等)、池上遼一氏(代表作品:「男組」等)をあげています。

同賞の次回の募集等については、今後、外務省ホームページや海外の日本大使館・総領事館のホームページ等にて案内される予定です。
国際漫画賞の詳細については、外務省ホームページの該当ページにアクセスしてください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/
culture/koryu/pop/manga/index.html

 

 
 
 
日本でマンガ、アニメーションの勉強を

日本には、海外の方がマンガ、アニメーションを学ぶことができる場も用意されています。「京都精華大学」もその一つ。同大学は、マンガに関する総合的な研究を40年近くに亙り続け、2006年に「マンガ学部」を開設しました。現在、日本で唯一のマンガ学部を持つ大学です。

マンガ学部には、カートゥーンコースとストーリーマンガコースを持つ「マンガ学科」、アニメーションのすべてを体系的に学ぶことのできる「アニメーション学科」、そして、編集、原作、プロデュース、批評という観点からマンガ文化を学ぶ「マンガプロデュース学科」という3つの学科が設けられています。 現在、海外からの留学生45名がこの大学でマンガやアニメーションを学んでいます。

卒業生の多くは、漫画家やアニメ作家を目指しますが、母国に帰り、大学でマンガ・アニメの研究を続けたり、教鞭をとっている人も少なくありません。 また、同大学が京都市と共同運用している「京都国際マンガミュージアム」に保存されるマンガ資料は、貴重な歴史資料から現在の人気作品、海外作品まで、約20万点。今回、国際漫画賞と奨励賞の受賞者も訪れました。マンガに関心を持つ人々にとって見逃せない魅力的なミュージアムです。

● 京都精華大学公式サイト
http://www.kyoto-seika.ac.jp/index.php

● 京都国際マンガミュージアム公式サイト
http://www.kyotomm.com

日本では、他にもマンガ・アニメーションを学ぶコースを設けている大学や短大は多数あります。さらに、日本のマンガ・アニメーション文化を支えてきた多くの人々が専修学校・各種学校で学んできました。これらの学校も広く海外に門戸を開いています。

以下のサイトで学校を検索できますので、興味のある方はアクセスしてみてください。

● Japan Study Suport
http://www.jpss.jp/index.html


また、東京にある専修学校・各種学校については、次のページから探すことができます。
http://www.studyjapan.go.jp/jp/mail/magazine/schoolj.html

世界中のマンガ、アニメファンの皆さん、是非、日本で皆さんの才能を開花させてください。


国費留学生に関する新制度紹介 - Information

皆さんは、すでに国費外国人留学生としての日本滞在を終えられましたが、皆さんの母国には、これから日本への留学を目指す方々もいらっしゃることでしょう。そのような方々に、是非、日本の「国費留学生の優先配置を行うプログラム」という新しい制度のことを伝えてあげてください。

この制度は、"国際的に魅力のある留学生受け入れプログラム"を実施する大学に対し、そのプログラムに受け入れる留学生の一部を国費外国人留学生として優先的に採用するという制度です。大学院生レベルの研究留学生を対象にしています。

もともと、日本では昭和57年(1982年)に、「外国人留学生(大学院)のための英語による特別コース」に優先的に国費留学生を採用するという制度が設けられ、以来4半世紀にわたり、多数の優秀な留学生を日本に受け入れてきました。今回の制度は、この従来の制度を見直し、より魅力的なプログラムを海外の学生たちに提供するために新規に設けられたものです。

文部科学省では、各大学から申請を受け、審査を行い、81件のプログラムを採択しました。採択された大学は国立大学、私立大学合わせて42校、これにより優先配置される国費留学生は584名です。
162件にも及ぶ申請の中からより選られた各プログラムの水準は高く、日本語ではなく、英語で講義を受け、研究を行えるといった外国人留学生にとって魅力的な環境も提供しています。

各プログラムの詳細は、文部科学省サイトの該当ページをご参照ください。
申請先となる各大学の連絡先も掲載されています。

URL:
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku
/kokuhi/tokubetu/07032701.htm


皆さんの母国からの沢山の応募をお待ちしています。




maekawa

東京大学大学院工学系
研究科社会基盤学専攻
教授

前川 宏一 氏


■世界トップレベルの研究を日本で

今回、文部科学省に採択された私たちのプログラムは、「英語による社会基盤学留学生教育特別プログラム」です。
本プログラムでは、社会基盤の設計計画、管理、防災、環境、そして、地域と国土の経営と政策に関する先端的国際教育と研究を英語により提供します。当大学におけるこの分野の研究は、世界でもトップの水準にあります。
本プログラムは、この高い水準の教育と研究の場を英語にて留学生に提供するものであり、書類専攻で選ばれた各国の留学生は、全員、正規課程生として渡日し、準備プログラムを経ず、そのまま入学することになります。


■26年間に亙る実績:輩出してきた多くの人材と世界への貢献

本プログラムは、当専攻が昭和57年(1982年)以来25年間継続して実施してきた「英語による留学生特別プログラム」をさらにブラッシュアップしたものです。平成19年(2007年)時点で、旧プログラムにおける学位取得者は、修士290名、博士350名にのぼります。
卒業生の54%は、大学及び研究機関に就職。第一期~五期生の多くがまだ40歳代であるにかかわらず、6名が中国の清華大学やタイのタマサート大学など各国主要大学の副学長、学部長を、また25名が正教授を務めています。さらに、32%が民間企業、10%が官公庁、国際機関に就職。既に国務大臣、官公庁事務次官、行政局長、副知事など、指導的立場で重責を負っている人々が多くいます。
これら卒業生たちが、特にアジア各国における社会基盤の整備・充実のために果してきた役割は大きく、また、多くの研究生、卒業生によって、本分野の研究は格段に広げられ、深められてきたと言えます。


■日本で生活するための充実したサポート

"25年間、留学生を受け入れてきた経験により、充実した支援体制を整えています。日本で生活するために必要な日本語教室も用意され、日本企業に就職を希望する留学生はさらに高度な日本語を学習することも可能です。
また、研究室のスタッフが、チューターとして留学生一人ひとりを一定期間サポートする他、専任の事務スタッフがいつでも英語で留学生の相談に応じます。そして、ホストファミリー制度による日本の人々との暖かな触れ合いは、皆さんの日本での経験をより豊かなものにしてくれることでしょう。


■申請手続きについて

申請手続きを含めて本プログラムの詳細情報は、次のURLから入手できます。
申請書類もダウンロードが可能です。
http://www-e.civil.t.u-tokyo.ac.jp/prospectus/calendar.html


母国と世界の発展に大きな貢献をもたらす世界水準の研究に挑む、チャレンジ精神旺盛な多くの若者たちの応募をお待ちしています。

編集後記 - From Editor

日本では今、学生は夏休み、そして、社会人もお盆休みで沢山の人たちが自分の故郷に帰省したり、旅行に出かけたりしています。

皆さんにとって日本の夏の思い出は何でしょう。
日本の盆踊りには参加しましたか。夜空を次々の華やかに彩ったあの打ち上げ花火を楽しみましたか。浴衣を着てみましたか。祭りの屋台では、何を食べましたか。わた飴?いか焼き?焼きそば?とうもろこし?そんな楽しい夏の夜を一緒に過ごした日本人や留学生の友人たちのことを懐かしく思い出される方もいるでしょう。

このメールマガジンは、皆さんとそんな懐かしい日本をいつまでもつなぐためのお便りです。

次回の配信は、今年の12月の予定です。楽しみにしてください。