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日本語教育を受ける必要がありますか?

一般的に、日本留学においては渡日してまず日本語学校に入学し、日本語などを1~2年間学習した後、大学などを受験するケースが多いようです。したがって、良い日本語学校に入学するかどうかは日本留学希望者にとって非常に重要です。大学や大学院等への進学を希望する場合に選ぶ日本語教育機関としては、次の2種類があります。

1. 私立大学の設置する「留学生別科」

  • 私立大学の「私立大学留学生日本語別科」とは、大学における教育の一環として学校教育法に位置づけられた正規の教育課程。大学・大学院または短期大学に留学生、研究員として入学する人のために、準備教育として日本語および日本事情・日本文化その他必要な科目を教育することを目的とした教育機関です。
  • 私立大学留学生別科の学生の場合、日本の在留資格は「留学」になります。多くの留学生別科では、日本文化・日本事情を日本語で教えますが、なかには英語で教える留学生別科もあります。
  • 私立大学留学生日本語別科は、私立大学と私立短期大学66校に設置されています。日本に留学する目的や勉学の分野、留学生別科を修了した後の将来のコースをよく考え、自分に適した私立大学留学生日本語別科を選ぶことが重要です。私立大学留学生日本語別科を設置している同じ大学に進学する場合、大学によっては入学者選考に際してそのまま進学できるなど、特別な措置がとられることもあります。

●私立大学・短期大学留学生別科一覧

私立大学が大学・短期大学・専門学校への進学希望者を対象に設置する日本語予備教育を行うプログラムを掲載しています。交流協定校からの学生のみに受入れを限定しているものは掲載していません。最新の情報については、必ず各学校に問い合わせてください。

日本学生支援機構(JASSO)ホームページ
http://www.jasso.go.jp/study_j/documents/bekka.pdf

  • 私立大学留学生日本語別科に出願するには、自分の希望する留学生別科を選び、資料を請求します。出願するには、12年間(小学校、中学校、高校)の学校教育を修了していることが条件となります。もし自国の教育事情で年数が足りない場合は、以下の方法で条件を満たす必要があります。
    • (1)その国の高等教育機関(大学等)に在学した年数を加算し、通算して12年以上の条件を満たすこと。
    • (2)文部科学省指定の、大学入学のための準備教育課程を修了すること。

●大学入学のための準備教育課程の指定を受けた日本語教育機関(準備教育課程)の一覧

日本学生支援機構(JASSO)ホームページ
http://www.jasso.go.jp/study_j/documents/junbi.pdf

●「留学生別科」例 拓殖大学留学生別科

インタビュー

2. 来日外国人を対象とする日本語教育を行う「日本語教育機関」

  • 来日外国人が,大学・大学院等に進学する準備として,専修学校(専門学校),各種学校または各種学校に準ずる機関で日本語教育を行っている日本語教育機関に入学を希望する場合には,希望する日本語教育機関が、法務省の告示により定められた日本語教育機関であることを下記の同省のホームページにて必ず確認してください。
  • 日本語教育機関に入学する場合、「留学」の査証で入国することができます。

●法務省の告示:

「出入国管理及び難民認定法第七条第一項第二号の基準を定める省令の留学の在留資格に係る基準の規定に基づき日本語教育機関等を定める件」

法務省ホームページに掲載

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/
nyukan_nyukanho_ho28-2.html

良い日本語学校を選ぶポイントは何ですか?
  • 日本語教育振興協会の認定する日本語教育機関の情報
    日本語教育振興協会ホームページ
    http://www.nisshinkyo.org/
  • 日本語教育機関は、設置形態、規模等さまざま。充実した留学の第一歩は、自分に合った、良質の日本語教育機関を選ぶことにあります。日本語教育機関選びのポイントは、以下のとおりです。

(1)どこの国からの学生を多く受け入れているか
韓国からの学生が主となっている学校、中国からの学生が主となっている学校、その他、非漢字圏からの学生も多く受け入れている学校等、学校により受け入れ学生に特色があります

(2)進学実績
日本語教育機関で学んだあと、大学等に進学を希望するのであれば、自分が目指す進学先に進学実績のあるような学校を選ぶのが望ましいでしょう。

(3)定員充足率
定員充足率が著しく低い学校については、要注意。過去に不法残留者等が多数発生したなど学生の在籍管理に問題があり、入国管理局による在留資格認定証明書等の審査において、厳しい審査を受けている可能性があります。

(4)所在地(東京近辺、大阪近辺の大都市か、地方都市か)
大都市は、生活費が高いというデメリットがありますが、アルバイト先が見つけやすい等のメリットがあります。地方都市は、寮を完備している学校も多く、宿舎費などの生活費が大都市に比較すると安い等のメリットがあります。どちらが自分に合っているかをよく考えてください。

(5)コースの内容
自分の目的にあったコースか、一般コース、進学コースか、入学の時期、学習期間はどうか、 をよく確認してください。

(6)レベル編成
各自の日本語能力レベルにあった授業を受けることができるよう、段階別にレベル分けを行っているか、またそのためのレベル分けテストを行っているか、 をよく確認してください。

(7)大学入試のための基礎科目の勉強は?
日本語の他に大学入試に必要な基礎科目(英語、数学、物理、化学、世界史など)の授業を受けることを希望する場合には、その授業があるかどうか、 をよく確認してください。

(8)宿泊施設
日本語学校付属の寮などが確保されているか。そうでない場合は、アパート等を斡旋してくれるか、また、 これらの宿泊施設等に係る経費もよく確認してください。

(9)進学指導体制
大学などへの進学指導、情報提供体制は整っているか、をよく確認してください。

(10)母国での学校教育修了年数
マレーシアやフィリピンなどの国籍の方で、初等及び中等教育を10年または11年しか受けていない方は、「大学入学のための準備教育課程」として文部科学大臣が指定した準備教育課程を選択して下さい。

●大学入学のための準備教育課程の指定を受けた日本語教育機関(準備教育課程)の一覧

日本学生支援機構(JASSO)ホームページ
http://www.jasso.go.jp/study_j/documents/junbi.pdf

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