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名古屋工業大学は、自動車産業が集中する中京地域に位置しているため、研究室の多くが自動車関連企業と連携して各分野の研究を進めています。さらに、このプログラムを推進するため、新たに、「国際自動車工学教育研究センター」を設置し、多くの企業と連携しながら、留学生のための関連科目を整備しています。教育プログラムの内容は、各種の新技術から世界戦略まで幅広く学ぶ「自動車工学概論」と専攻分野に関するテーマを深く学ぶ「自動車工学各論」です。
本大学大学院の産業戦略工学専攻は、MOT(Management of technology)を専門とする国立大学初の独立専攻です。文系のビジネススクールをMBAとするならば、MOTは工学版ビジネススクールと言えます。この産業戦略工学専攻と社会工学専攻(マネジメント分野)で開設しているMOT関連の授業科目を活用したカリキュラムを受講することで、留学生は優れたマネジメント感覚を身につけます。
日本の自動車産業の強さの秘密はその生産工程にあるとされます。本プログラムでは、留学生が将来母国の生産拠点の幹部として現場の管理・改善にリーダーシップを発揮できるよう体験型学習の場を提供します。トヨタ自動車をはじめとする世界有数の企業を生み出しているこの中京地域に受け継がれてきた「ものづくりの精神」に触れ、改善の指導をしている現場等を直接体験できることは、このプログラムの大きな魅力と言えます。
本大学は、経済産業者の産学連携製造中核人材育成事業として、2年間にわたり生産現場を教室とする「工場長養成塾」というカリキュラムの開発を行いました。このカリキュラムが、今回の留学生を対象にしたプログラムに有効に活かされます。なお、この現場研修では、留学生と同じ研究室の日本の学生が、ティーチングアシスタントとして留学生をサポートします。
これらのカリキュラムに加え、学生と企業双方にとって満足度が高いインターンシップを実現するため、自動車関連産業に精通した専門のコーディネーターを配置し、きめ細かな支援を行います。また、留学生の就職支援についても、大学内で留学生向け就職支援講座を開設するほか、コーディネーターによる個別のキャリアカウンセリングを行う予定です。 |