留学生インタビュー

日本への留学に興味をもった理由は何ですか?

最初に興味をもったのは日本の現代建築でした。私は20世紀後半の日本建築に憧れており、そのルーツを辿ることへの好奇心から、日本文化にすっかりはまってしまい、日本の伝統建築や庭園の研究をするようになりました。

留学中の生活について教えてください。

文部省(現文部科学省)留学生として、私は比較的短期間で日本語を学ぶことができました。日本語の能力は、日本で生活する上で、また、社会生活や学術関係のネットワークを構築する上で、とても重要な役割を果たしました。日本、日本人そして日本文化にじかに接することで、非常に充実した体験を得られたのです。

帰国してからの日本との関係、また、日本での経験がその後どのように役だったか教えてください。

日本の文化、建築及び庭園は、建築家としての自分の仕事のインスピレーションの源泉となっています。私のアイデアやデザインへの取り組みは、伝統的な日本や現代日本に基礎を置き、建築、内装及び庭園となって形作られます。建築の仕事と並行して、私は、テルアビブ大学東アジア学科で日本建築及び庭園について講義を行っています。また、毎年、イスラエル人建築家を募って日本への専門的な視察旅行を行っています。日本には多くの親友がいますし、良い人的つながりもありますので、日本はあらゆる意味で私にとって第二の故郷となりました。他の人たちとこうした経験を分かち合いたいとの思いから、私は、イスラエル・日本親善協会の活動や、日本建築及び庭園に関する公開講座の実施に積極的に取り組んでいます。

日本に留学中あるいはこれから留学する学生へ一言お願いします。

日本文化や日本人に入り込むために、「日本語」はとても重要な鍵となります。日本語を学ぶために、あらゆる努力を傾注することを強く勧めたいと思います。また、学術的な興味、関心の他に、日本の伝統文化を学ぶことも勧めたいと思います。それは、茶道でも、書道でも、生け花でも良いと思います。こうした伝統文化を学ぶことは、日本の文化や歴史に近づく道への扉を開くとともに、より多くの人々と知り合うきっかけになると思います。

掲載日:2005年2月21日